2004/1/3
『 A certain Gate 』
多国籍が入り混じる雑踏が、ここから見える。
腰をかがめて頭を下げて・・くぐる門。
上を見上げて圧倒されて足がすくむ・・通り過ぎる門。
その向こう側で生まれるナニカ・・。
その向こう側で削ぎ落とされるナニカ・・。
求めて止まないナニカが見える気がして。
2004/1/1
『休息』
雑木林を歩いた先に開ける道の途中にて、道の過程は一段落。
背負うリュックをおろしながら。
通り過ぎてしまった寂しさがふいに来たり、
その先には何があるのでしょ、ほんの少しのワクワク。
充分休んでまた行こう。
存分に新しい道の過程も楽しめるといいなと思いつつ。
来た道にありがとうを言いながら。
12/23
『祝福』
冬の妖精が合図をすると、
木々の実は凛と鳴る鈴になり星は木に止まり・・新し命が宿る。
新しい月と共に、紅葉に疲れた木も老木も甦る。
ほら・・もう輝き出す、冬を生きよう。
共に。
12/16
ひっそりと、還ってゆく。
春が来たらまた会おう、おつかれさまとおやすみなさい。
木枯らし吹く日陰にて・・。
12/14
姿が現る冬。
実を落とし葉を落とし・・威風堂々。
12/8
『Arrival』
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時が止まったかのように、でも速いスピードで。
静かに静かに待つ、冬を。
終わりは新しい始まりへ続いて・・。
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